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diary

球根の草花


 
本日で2010年度のお教室がすべて一段落しました。
 
2010年度は、個人的にも店としても、
いろいろな出来事があり、
スタッフも大きく入れ替わったり、
私にとっては波瀾万丈の一年でした。
 
 
ただ、そうした日々の中で、
いつでも生徒さんが笑顔で訪れてくださって、
楽しそうに花を生けて、
「あ〜気持ちよかった」とか、
「うわーっ!すてきっ!!」などと、
満足される様子に、
本当に励まされ、勇気づけられました。
 
クラスによっては、
「先生、あのね・・・」とお話の方が長いクラスもあり、
それもまた楽しくて。
 
 
お教室をやっていて本当に良かったと思います。
 
 
 
また、お客様からもたくさんの元気付けのお言葉や、
お褒めのお言葉、
たまにお叱りも受け、
私がまっすぐフラットでいられるよう、
先導していただけたと思っております。
 
 
 
ほんとうに、素敵な人々に恵まれて、
私は支えられながら日々を暮らしているのだと、
改めて実感いたしました。
 
 
 
 
 
本日も、お稽古の後、
ご婚礼のお打ち合わせがありました。
 
とっても楽しくて素敵なお二人でしたので、
ご結婚式とは関係ないお話も、
たくさんさせていただいて。
 
でも、こうして全然関係ないお話をすることで、
お二人が大切にされいること、
物事を受け取る感覚、
周りの方々との間柄など、
いろいろなことを感じることが出来ます。
 
それが、ブーケをお作りするときのヒントにもなるのです。
 
 
お幸せそうなお二人の門出のお手伝いができること、
ほんとにうれしく思います。
 
これも花屋の特権とでも言いましょうか。
 
幸せをお裾分けしていただけて、
こちらまでうれしくなったり、
ほんわりしたりです。
 
 
 
そして、明日は撮影の仕事があるので、
その準備。
 
花の場合は、予定通りに行くことはあまりないので、
(花の開き具合や、仕入れにもよりますし)
しっかりは考えますが、
あとはラフな感じで。
 
当日、心を込めてアレンジすることにしています。
 
   
 
 
 
こうして、今日も終わっていきます。
このところ、吉祥寺の街全体が、
夜の終わりが早いので、
一日が早く感じられます。
 
 
夜も暗めの町並みは、
なぜか最近片目だけ視力が落ちた私の目には、
とてもやさしく。
 
早めに皆さんがお家に帰られる様子も、
なんだかヨーロッパみたい。
 
 
こうした暮らしが本来の暮らしなのかと思います。
  
  
今の自分が置かれている状況をきちんと受け止め、
できることを悔いなく全うすることが、
自分ができる最大限のことなのでしょうか。
  
  
 
 
今日も、毎週挨拶に来てくれるわんちゃんたちが、
顔を出してくれました。
 
 
静かな時が流れていきます。
 
 
 
 
  
 
 
 

2011-03-26 | diary, 未分類

雨の朝

久しぶりの雨の朝です。
 
しとしと降る雨に、心がホッとします。
 
 
 
昨晩は、大きな大きな満月。
オレンジ色に輝くそれは、
「いつも見守っているよ」と、
優しく語りかけてくれているようでした。
 
帰り道、ゆっくり歩きながら、
満月を満喫。
 
 
おばあちゃんにつれられた小さな女の子が、
「うわ、うわ、うわ〜〜〜〜!」
と、お月様を見て大興奮。
 
月は私たちの心に大きく響くものがあります。
 
 
 
お天気に恵まれた土曜日と日曜日。
 
おかげさまでジェンテには、
大勢のお客様にお越しいただき、
ちょっとしたにぎわいになりました。
 
みなさまが、
「ああ、気持ちがいい」とおっしゃって、
「ちょっと自宅用に」と、
鉢物や切り花をお買い求めになり、
キャンセル続きでダブついていた花も、
多くのお客様のお手ともとに渡りました。
(かなりサービスしているという現実はあるにせよ、です)
 
 
花々もうれしそうに、
お客様のご要望に応えています。
 
 
気分的なものなのでしょうが、
みなさま私と同様に、
なんだか、そよそよ・ゆらゆらする花に心奪われいてるご様子。
 
ホッとしたい。
安らぎたい。
優しい気持ちになりたい。
 
そんな気持ちを象徴するように、
白を中心とした淡くて優しい色合いの花が売れていきました。
 
 
 
お客様の多くは、
「ダメなときはダメよ。
 毎日を一生懸命生きて、
 悔いの残らないようにすれば良いのよ」
とおっしゃって。
 
食料の調達も不自由な日々も、
「冷凍庫の掃除にちょうどいいと思って。
 冷凍がまったく空になるまで挑戦してみるわ」
と、あくまで楽しそうで。
 
 
 
こういうお話を伺えるとき、
吉祥寺のこの地に花屋を開けてよかったと、
心から思います。
 
 

 
 
 

2011-03-21 | diary, 思うこと

花は待っています

イギリスやフランスにいる友人から、
たくさんのメールをもらいました。
 
海外メディアでは今回の地震&原発について、
かなり大きく扱っているようで、
「こんなに毎日、日本の記事を読むようになるとは、
 夢にも思わなかった」
と、皆、報告してくれます。 
 
  
 
   
  
相変わらず、ジェンテ周辺は静かなままで。
猫や犬もあまり姿を見せません。
 
時折、鳥がばたばたを音を立てて飛び立ちます。
 
 
 
なにか出来ることをと思って、
ジェンテには今、
たくさんの気持ちのいい花が並んでいます。
  
    
 
・・・・が、画像がありません、すいません。
  
 
停電予定前に、水をくんでおかなきゃとか、
電源切らなきゃとか、
お客様に連絡しておかなきゃとか、
いろいろなことが頭を駆け巡り、
カメラを置いたまま、
あちこち、あたふたと。
 
 
 
そうこうするうちに、
強風が吹いて来て、
人通りもすっかりなくなり、
さみしくなって、店を閉める、
そんな日々が続いております。
 
 
  
 
鉢物では、気持ちのいいクレマチス類がたくさん!
バラのアイスバーグもお手頃のお値段で。
背の高〜いフランネルフラワーが風にそよそよと。
 
 
  
店内には、超大輪ラナンキュラスや、
香り高〜い水仙「ジョンク」も並び、
トルコキキョウは気高く美しく咲き誇っております。
  
 
  
  
 
そういえば先日「重要な花」と言っていたのは、
この花です。
(画像がありました)
 

 
レオントキールオバレイ
アルストロメリアの原種だとか。
 
三宅さんのアルストロメリアを一緒に飾ってみました。
 
 
この時期、三宅さんの草花を細々いろいろ飾るのが楽しみで、
入荷の本数は少ないのですが、
いろいろな種類を店に置くようにしております。
 
 
 
 
  
 
 
なんとなく気持ちが不安定な日々。
立ち寄ってくださったお客様が、
少しでも気持ちよいと感じてくだされば・・・
 
そのことだけを念頭において、
店頭の花をディスプレイしています。
 
 
どうぞ、ゆっくり休んでいってください。
 
そして、花の香りをたくさん吸って、
心の中を温かさでいっぱいにしてください。
 
 
 
花はいつでもゆらゆらと、
皆様のお越しをお待ちいたしております。
 
 
 
 
 

2011-03-17 | diary, 思うこと
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