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バラを贈ろう

渡辺陽子さんの陶物展、
おかげさまで無事終了いたしました。
 
連日の猛暑にも関わらず、
毎日お客様にお越しいただき、
動物たちがどんどん旅立っていくのを見守りながら、
ほんとに楽しい1週間をすごさせていただきました。
 
 
毎朝、掃除しながら、
動物たちをちょっと動かし、
花を生け替えるたび、
動物たちと目を合わせては、
ふっと笑いがこみ上げて、
楽しくてうれしい日々でした。
 
 
 
皆様には、たくさんお買い上げもいただいて、
ほんとうにありがとうございました。
 
 
また、いつか、陽子さんの個展を開けたらなぁって、
淡い妄想を広げております。
  
 
 
 
 
自分が女性だからかもしれませんが、
女性の力ってやっぱりすごい!と思います。
 
今回の陽子さんも、
おっとり、穏やかで、ゆったりモードの方ですが、
いざとなったら、ものすごいパワーと根性の方でした。
 
 
おひとつおひとつの動物たちに解説を付けたいと、
消しゴムスタンプに動物の似顔絵を掘り、
カードに押して手書きの解説をつけてくださいました。
 
でも、残念ながら、
数頭の動物のスタンプは当日までには出来上がらず、
それはそれでいいねってことになっていたんです。
 
 
でも、いざ、解説のない動物が売れてしまったとき、
「やっぱり解説を付けたかった」とおっしゃって、
翌朝、きちんと作って来てくださいました。
 
閉店後にご自宅に戻ってから、
動物の似顔絵を描いて、
スタンプを掘り、
カードに押して、
手書きで解説を書いてくださって。
  
 
連日の猛暑と、
慣れない接客でお疲れでしょうに、
いわゆる「火事場の・・・・」ってことでしょうか。
  
 
 
 
私はこうした最後の「ド根性」を持っている方が大好きです。
  
それでこそ!と思います。
   
  
普段はおとなしくてゆったりでもいいんです。
いや、むしろ、普段は普通の方の方がいいんです。
 
威張る必要もないですし、
(普段から威張っている方も苦手です)
普段からパワー全開にする必要もありません。
 
  
けれど、仕事の上でほんとに危機に立たされたとき、
けっしてあきらめず、自暴自棄にもならず、
自身の根底のパワーを120%発揮できる方が、
ほんとうの意味でのプロだと思うんです。
  
  
 
そんなことを考えていたら、
なでしこジャパンがワールドカップで優勝。
 
まったく興味のなかった女子サッカーですが、
ほんとにド根性で、素晴らしいと思います。
 
 
最後の最後まであきらめないパワーと、
仲間を信頼している愛情を感じました。
 
 
気負いのない明るさと、
笑いの絶えないムードの中、
一人一人が持っている強い精神が、
私たちの心に響いてくるのでしょうか。
 
なんだか、文句なく感動です。
 
 
 
そして、その優勝を受けて、
三浦知良選手が発言した
「一人一人にバラを贈りたいね」の言葉に、
ちょっと、感激! 
  
 
カズは同世代だし、
いつも何らかの話題に上っている方なので、
サッカーに全く興味のない私でも知っています。
 
いつも、かっこ良くいるということを
信条にしている方なのかと思います。
 
  
「一人一人にバラを贈りたい」
 
 
かっこいいですね〜
 
ぜひ、贈ってほしかったなぁ〜
バラの花。
 
もちろん、カズから手渡しで。
  
  
そのためなら私もお手伝いいたしましたのに。
   
 
  
凱旋帰国の成田で渡されていた真っ赤なブーケもいいけれど、
やっぱり、女の子はいつまでも、
王子様から直接花を贈られたいものなのです。
 
 
  
 
 
 
今年の私のお誕生日、
近しい方からのプレゼントをいただきました。
花瓶やアクセサリー、ハーブの鉢、
そして、バラの香りのソープ&クリーム。
 
それから、お客様からのお祝いのお葉書。
 
 
 
王子様からの花束はありませんでしたが、
身近な方々にお祝いしていただけて、
ほんとうにありがたくうれしく思います。
 
 
長く生きていると、
無駄が削げて来て、
でも、本物が残って、
心から喜べることが多くなりますね。
 
 
 
あ、でも、
私もカズからバラを贈ってもらってもいいですよ〜
 
ただし、直接、ね!
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2011-07-19
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