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ミニ知識

このところ連日、お天気が不安定で、
大雨が降ったり、雷が激しかったりしています。
 
暑いし、雨が降れば滝のようだし、
ゴロゴロと大きな音を響かせる雷に、
なんとなく落ち着かない毎日です。
 
 
 
今日、薔薇の生産者さんと電話でお話をして、
とても興味深いことを教えてもらいました。
 
 
雷が起こると、大気中にリンが発生して、
植物にはとても良い影響があるというのです。
 
 
リンは、植物にとっての三大栄養素の一つです。
 
三大栄養素とは
 
窒素(チッソ)
燐酸(リンサン)
加里(カリ)
 
 
お手持ちの植物の栄養剤の成分をみていただくと、
この3つの栄養が入っていることが分かると思います。
  
  
3つの栄養素はそれぞれ役目があって、
チッソは葉を育て、
リンは花や実を作り、
カリは根を育てると言われています。
 
 
だから、花を沢山咲かせたい時は、
リンの多く含まれている肥料を使うと効果的なのです。
 
アイビーなど観葉植物を育てる時は、
チッソの含有率が多いものを選びます。
 
またカリは、大根や人参など根菜類を育てるのに役立ちます。
 
 
それぞれの目的にあった栄養剤を購入されることが一番大切ですね。
 
 
 
あ、話しがそれましたが、
長野の松川の方面では、山が多く積乱雲が発生しやすいそうです。
 
それはつまり、雷も起きやすいということ。
 
そして、雷が起きるということは、大気中にリンが発生しているということ。
 
・・・そうです。
 
つまり、花を沢山つけて、実を豊かに実らせる空気が、
自然に発生している地域だと言えるわけです。
 
そんなわけで彼が作る花は、エコな栄養をたっぷり蓄えて、
大きく豊かに花をつけるのだと、
妙に納得したわけです。
 
 
なんだか、とってもおりこうになった気がして、
満足しながら電話を切ったのでした。
 
 
90.jpg
堀木バラ園のバラ
 
 

2008-08-06
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