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写真

ロンドン在住の大切な友人夫婦のジョイとバリー。
 
大阪のおばちゃんみたいな(笑)ジョイは、
初めてあったときから旧友みたいな、
さっきまで笑ってたのに、今この瞬間一緒に涙を流せる、
心の奥の奥でつながり合っているような、
そんな関係の友人です。
(本来は友人の友人なのですが) 
 
ロンドンへ行ってジョイに会うと、
会った瞬間に再会の感動の涙を流したかと思うと、
次の瞬間から機関銃のようにしゃべり続けるジョイの話に圧倒されつつ、
あちこち歩き回り、
美味しいものを食べ、
知らない人と仲良くなり、
なぜか、ジョイが身につけてるものをプレゼントされ、
そして、あっという間に一日が終わり、
たいていは列車に乗り込む私を、
「どうせ帰るんだから、早く帰れ!」と半ば叱りつけながら、
真っ赤になった目から涙を流して、
本当に私の乗った列車が見えなくなるまで、
ちぎれるくらいに手を降り続けてくれるのです。
 
 
 
一方、ご主人のバリーはジョイとは正反対。
とても静かで、冷静で、恥ずかしがりやさん。
 
お話しする声もとっても小さくて、
私なんぞは「は?」「へ?」と何度も聞き返してしまって、
恥ずかしがりやさんのバリーをますます恥ずかしがらせてしまいます。
 
でも、地元のクリケットのチームに入っていて、
真っ白なVネックのセーターもまぶしく、
グランドを駆け巡る積極性も持っていて。
  
そして、バリーのもうひとつの趣味が写真です。
 
お家に遊びにいくと、熱心にアルバムを見せてくれたこともあり、
バリーらしい素敵な写真だなぁって思っていました。 
 
 
そのバリーが、ご自身で撮られた写真のウエブサイトを開設しました。
 
 
 
世界中を旅して回った、彼の目から見た風景や人物。
 
 
 
そこには、静かだけれど力のある、
そして、どこか清潔感あふれる写真がたくさん掲載されています。
 
 
 
なんだかんだ大騒ぎしても、バリーをとても大切にしているジョイが、
このサイトを教えてくれました。
 
バリーは決して自分からはこうしたお知らせはしてこないタイプです。
 
 
お二人のお互いを思いやる姿を思いだしつつ、
静かな時間をバリーの写真とともに過ごしてみようと思います。
 
バリーのweb siteはこちらです。
BARRY HENSHAW PHOTOGRAPHY
 
 
 

2009-07-31
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