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2018カレンダーのこと

クリスマスワークショップも中盤に差し掛かり、
少しだけ先が見えてきた気がします。
   
みなさま連日たくさんのグリーン達と格闘して、
素敵な作品を仕上げていらっしゃいます。
  
 
さて、毎年お問い合わせの多いジェンテオリジナルカレンダーですが、
2018年は「花時間」(KADOKAWA)冬号の付録「四季のバラカレンダー」を
全月担当いたしましたので、そちらにてご利用いただければと思います。
書店でもAmazonでもお気軽にご購入いただけるかと思います。
 
ジェンテの生徒さん曰く「カレンダーを買うと本誌がついてくる」などとも…
   

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カレンダーの表紙です。
   
 

今回は、私の花人生を支えてくださっている生産者さんや市場の方々に
多大なるご協力をいただきました。

 
12ヶ月通してバラのアレンジというくくりだったので、
世田谷花き バラ研究会の皆様に全面ご協力いただきました。
 
世田谷花きの方々にアドバイスをいただきながら、
今、品種が新しいのも古いものも含めて世田谷花き一押しのバラ達を、
贅沢にふんだんに使わせていただいております。
 
またバラ以外の花達は、
いつもいつもたくさんの素敵な花をご用意してくださる、
世田谷市場内の仲卸「Q-cafs」さんのご協力をいただきました。
心から信頼できる仲卸さんです。
 
  
実は、20年以上花の仕事を続けてきて、撮影においての仕入れで、
ここまでみなさまのお力をお借りしたのは初めてのことでした。
    
全国の生産地を知っているからこそ、
その労力や愛情を考えると、
とても協力の願いはできるものではありませんでした。
 
でも、今回、花時間編集部を含めた様々な事情を考えて、
恐る恐るみなさまにご協力をお願いいたしました。
 
 
そして、真面目に心を込めて仕事をし続けていると、
時々良いことが訪れるものですね。
 
世田谷の皆様が快くご協力してくださり、
1年間(正味半年ですが)の撮影を支えてくださいました。 
  
 
  
私の仕事は花がなければ成り立たず、
花の仕入れがその出来栄えの90パーセントを占めると思っっています。
だから、こうして長い間の信頼関係が築けて、
みなさまが笑顔でご協力していただけたことは、
私にとっては最高のご褒美なのです。
  
本当にありがとうございました。
ページをめくるたびに感謝の気持ちが溢れます。
  
  
  
 
 
そして、さらに長くはなりますが、
書かずにはいられないのが写真の話です。
この美しい写真達は、
私が心から信頼しているカメラマン 中野博安さんの作品です。
 
 
私が花時間の紙面に登場させていただいてから、
実は今年で満20年を迎えました。
 
花時間を代表する本当に花を美しく撮ってくださるカメラマンさん、
山本正樹さんと中野博安さんの2大巨匠に
20年もの間、自分の作品を撮り続けていただけているのは、
奇跡というかまぐれというか、私にとっては最大の誇りです。
 
 
花のアレンジメントの撮影は本当に難しいそうですが、
花を愛し、アレンジした我々をリスペクトしながら、
最高の光と陰を演出し、アレンジを引き立たせるためその技は、
類いまれなるテクニックなのだと、
いつもスタジをの傍で拝見しながら思っています。
 
私は基本的にカメラマンさんをとても信頼していて、
今回も中野さんだからこそ、写真の全てはお任せしてしまいました。
アレンジはもちろん私が作りますし、
どのような世界観にするとか、
どんなイメージでいけているのかなどはお話しをしますが、
どこから撮って欲しいとか、どこが正面とか、
こちらからの指示は一切出しませんでした。
 
 
それなのに、こうして仕上がった写真を拝見すると、
これこそが一番!と思える最高の配置、角度、空間バランスの
素敵な一枚が撮られているのです。
 
中野さんに表紙を含めてた13枚の写真を撮っていただけただけでも、
今回この仕事を引き受けた甲斐があります。
  
 
この配役を決めてくださった編集部の方々にも感謝しております。

  
とにかくこのカレンダーのためにたくさんの方々にご協力をいただきました。
そして、何よりも生産者さんや市場の方々に、
たくさんのご協力をいただけたことを
心から感謝せずにはいられません。
  
 
 
並木容子渾身のカレンダー、
花時間 冬号 「2018 暮らしに咲く四季のバラ」カレンダーを、
ぜひご覧いただければと思います。
 
 
 
最後までお読みくださった方に特別に、
8月の写真をご覧いただこうと思います。
切なく美しいバラを使った奇跡のリース。(と自分では思っています)
 
roses:ガブリエル、ブルーヘブン
 
花時間カレンダー8月
 

2017-12-01
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