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チャリティーコンサート

昨日は、以前お知らせもさせていただいた、
東京ユニオンチャーチでの
チャリティーコンサート
に行ってきました。
 
 
まどかさんのピアノと
フレデリックさんのアコーディオン。
 
お二人が奏でる音色から、
研ぎすまされた緊張感を感じ、
心の奥から今回のこのコンサートに立ち向かったであろう、
努力とど根性を感じてしまいました。
 
 
あ、もちろん、お二人の音色は
洗練された美しいものであって、
「ど根性」などという星飛雄馬的な汗臭さは
みじんたりとも感じませんでしたので、
あしからず。
 
  
 
原宿のユニオンチャーチも子供のときから気になっていた場所です。
一度は中に入ってみたいなとずーっと思っていたので、
今回、それも楽しみの一つでした。
 
  
 
こじんまりした教会の礼拝堂の中で行われた、
コンサート。
  
 
ピアノとアコーディオンの音色が重なり合って、
複雑でかつ明瞭な、
耳に心地よいのに、
胸がきゅっとするような、
心の隙間にぽっかりはいってくる、
すばらしい時間でした。
 
  
後半はお二人が撮影されたパリの景色を見ながらの、
エディット・ピアフの曲など、
誰にでも親しみやすく、
でも、他の誰にもまねのできない、
ほんとに素敵なコンサートでした。
  
 
 
 
 
コンサート終了後、
お二人にご挨拶させていただきました。
 
 
フレデリックさんがおっしゃるには、
以前、パリのアパルトマンでフレデリックさんに
私のためだけにアコーディオンを弾いていただいたとき、
「3月の太陽」という曲を聴いて、
涙があふれて止まらなかった私のことを、
頭の中で思い出しながら、
今日も演奏してくださったそうです。
 
そんな優しさあふれるフレデリックさんの想いに、
またまた涙があふれてしまう私でした。
 
 
 
人々の優しさや心の機微に触れながら、
私は支えられているんだと実感して、
店に戻りました。
 
 
 
店ではスタッフが後片付けを終えて、
私を待っていてくれていました。
 
 
ちょっとだけ先のことを話し合ってもらっていたのですが、
それぞれがそれぞれに考えがあって、
そうして話し合ってくれたということが大事なんだと思い、
また、一人では生きていけない人生の宿命的なことを感じて、
コンサートのラストの大曲「ラプソディー・イン・ブルー」を
思い出しました。
 
 
 
 
日曜日の表参道は、
大勢の人でキラキラ輝いていて、
とてもまぶしかったけれど、
私の周りもそれに負けずに輝けるようにしたいと、
改めて思いました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010-05-31
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コメント2件

  • Madoka & Frederic より:

    並木先生!先日はお忙しい中を私達のコンサートに足を運んでいただきまして、本当にありがとうございます。
    またこのブログを読ませていただいて、並木先生の感性で綴られたコンサートの感想もとっても嬉しく読ませていただきました。
    それからいただいたお花もとっても美しくて、コンサートツアーの余韻にひたりながら毎日楽しませていただいております。
    先日は吉祥寺に行ってお店に是非立ち寄れれば、、なんて思っていたのですが、あまりに疲れていたため家でバッタンキューといった感じでした。。ごめんなさい!
    今週末、金曜日ごろにまた吉祥寺に行く予定ですので立ち寄らせていただきますね。
    少しでもお会いできることを楽しみに。。!

  • なみき より:

    まあ!
    まどかさん、コメントありがとうございます。
    さぞ、お疲れだったことでしょう。
    お天気もいいし、ゆっくり休んでくださいね。
    もちろん、店にもぜひお立ち寄りくださいませ!
    お二人がのんびりと井の頭公園を散歩されるのも素敵ですものね!!
    パリのように、吉祥寺にて新緑と花々で気持ちよい時間を
    お過ごしになれれば、いいのですけれど・・・・

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