いよいよ桜も咲き始め、本格的な春となりました。
　　
　
昨日、よくお買い物にいらして下さるお客様から、
「はい、これ」とチョコレートをいただきました。
　　
　
よほど食いしん坊に見えるのか、
たびたびお客様から差し入れでお菓子をいただきます。
　
　
　
そんなわけで、うれしい差し入れだ！と勝手に思い込んで、
「ありがとうございます〜」と喜んでいると、
「ほら、もう３年目になるでしょ」とお客様。
　　
　
「？」
　　
　
「４月だったでしょ、今の店に越して来られたの」
　
　
ああ、そうでした！
　
　　
　
2012年の４月に、
心機一転、井の頭公園の側から、
吉祥寺の真ん中、東急裏へと
様々な思いと決意をもって、
引っ越して来たのでした。
　
　

　
　　
　
　
　
　
記念イベントが苦手な私は、
お客様に教えいていただいて、
初めて「あぁ」と気がつくぼんやりぶり。
　
　　
　
「丸２年、一人で頑張っていらしたから、お祝い！」と、
私の大好きなオレンジピールのチョコレート。
　　　
　
・・・・・。
　
　
　
涙。
　　
　
　
　
　
　
辛いことや悲しいことが時折あって、
でもそんなときでも頑張れるのは、
花の力に助けられているからだと思いがちな私に、
こうして時折、
実は助けられているそのほとんどは、
人の力なのだと気づかされます。
　
　

　
　　
　　
　
自分で言うのもなんですが、
私は本当にお客様や生徒さん、
仕事関係の皆様、
そして、ご近所の皆様など、
「人」に恵まれていると思います。
　
もちろん、いつもお稽古をアシストして下さる、
ワンダーガールズ(!)たちだって、
ほんとうに折々に私を励まし、守ってくれています。
　
　
　
小さな店に引っ越し、
出来る限り一人で仕事をするという、
私の大きなわがままを、
受け入れ、助けて下さる多くの方々に、
心から感謝する春の雨の日曜日。
　　
　
　
すこし、しんみり。
　
　
　
　
　
　
　

花時間、2014春号。
　

　
　
２つの企画に参加しています。
　
　
一つは桜アレンジ。
昨年の桜の時期に撮影したものですが、
残念ながら、２ページ見開きが故に、
真ん中がノドで切れてしまい、ちょっと迫力不足。
　
う〜ん、現場ではとっても素敵だったんだけどなぁ。

　
　　
　
　
　
　
もう一つの企画は、花束 How to。
花束の作り方。
　
花選びから、事前処理。
花の組み方はもちろん詳細に。
ひもの結び方、保水処理の仕方にラッピング３種。
　　
ちょっとめんどくさい（ごめんなさい）企画ですが、
私のちょっと不思議な花束の作り方を、
この際みなさまに公開しちゃおうと思ったわけで。
　
できれば生徒さんがよく読んで理解してくれればと。
　
　
この数年、この作り方でブーケを制作しています。
フランスのシャンペトルや、
日本人が大好きブーケや、
昔からの方法や、
いろいろなことを経験して行き着いた「ジェンテ流」。
　
仕上がりはあくまでナチュラルに。　
　
　
　
ぜひ、ご一読くださいませ。
　
　
　
　
　
　
　
　

栗原はるみさんの季刊誌「haru_mi」春号にて、
ジェンテをご紹介いただきました。
　　

　　　
取材の当日は、はるみさんご本人もお見えになり、
撮影の合間にも、ジェンテの花たちもとても気に入って下さって、
バラやリースなどたくさんお買い上げいただいてしまいました。
　
　　
　
小柄ながらパワーに満ちあふれた、
文字通り素敵な方でした。
　
なんといってもお肌の美しさったら！
「博多人形のようなお肌」って、
はるみさんの為にあるような言葉だわぁと思ってしまうくらい。
　
　
あんなふうにきれいに可愛らしくいられたら、
女性としては最高ですね。
　
　　
　
送られて来た掲載誌を拝見したら、
なぜか私がとってもうれしそう！　

　　
きっと栗原さんが「うわ〜！」「すてき〜！」などと、
喜んで下さったのがうれしかったのかな。
　
　
なんだか照れくさいです。
　
　
　
　
　
他にも吉祥寺の素敵なお店がいっぱい紹介されています。
　
　
　
そして、お料理がおいしそう！
写真もとてもきれいです。
　
　　
　
ぜひ、お手に取ってご覧下さいませ。