Flower Journal 2 〜まなざし〜
今週から本格的にリハビリが始まりました。

一人での日々の暮らしも進んでいくので、
掃除や洗濯もあるし食事を作ったりして、
なかなか忙しい毎日です。
朝は早めに目覚めますが、
あっという間に夕方になり
そして、夜はすぐに眠くなります。
特に週に4回あるリハビリの日は、
1日がとても短く感じています。

病院の日々を思い出すと
上げ膳据え膳の素晴らしい日々だったようにも感じて、
ふと戻りたいと思ったりもしています。
いえ、戻りたくはないはずなんですけれど。

そんな中でも、
朝の陽射し、鳥の声、木々のゆらめきなど
口はばったいようですが、
そうしたなんでもない日常のささやかな出来事は
心を豊かにしてくれて幸せを感じたりしております。

他にも、お湯が沸くポコポコした音、
白湯を飲むときのマグカップの口当たりなども
幸福感のひとつだと思えています。

さらには、
書き物をするときのボールペンから適度なインクが出てきたり、
最後かと思ったハンドクリームがもう一捻りしたらちょうど1回分出てきたり。

花の水を取り替えるときに水がキーンと冷たかったり、
もちろん、花たちが開いて中の花芯が見えてきたり、
葉っぱの先がツンと尖っていたり、
なんだかもう、全てのなんでも無かったことを感じ取るということが、
幸福の全てだったりするのだと思うのです。

これは環境や周りのことは何一つ変わってないわけですから、
自分自身が変わってきた、
ものをみる「まなざしの変化」なんだと思うんです。
または「まなざしの向け方」というのでしょうか。
今、たった今、この一瞬に。
という見え方になった時に、
またはその方向にまなざしが向かった時に、
初めてその瞬間を大切にできるし
その瞬間の積み重ねが自分の過去となり、
つまり生き様になっていくのかなぁなどと、
哲学的なことも考えてみたりしているのです。

過去は自分自身の生き様の証で、
過去を積み重ねるということは
この瞬間を大切に生きることなのかもしれません。
そして、大切な瞬間にまなざしを向けることができれば、
人は幸福なのかもしれません。







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